矯正治療の始めるタイミング|あざみ野すずき歯科クリニック|横浜市青葉区あざみ野の歯医者

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歯科コラム

矯正治療の始めるタイミング|あざみ野すずき歯科クリニック|横浜市青葉区あざみ野の歯医者

矯正治療の始めるタイミング

あざみ野すずき歯科クリニックです🦷

本日は矯正治療をいつ始めたらいいか、そのタイミングと目安にすてお話したいと思います😊

矯正には、小児矯正と成人矯正の二つがあります。

<子供の矯正>

子どもの矯正は「1期治療」「2期治療」2つの時期に大きく分けることができます。それぞれで異なる治療の成果が得られるため、どちらもお子さまの歯並びを健康に育む上で重要なのです。

子供の矯正「第1期」

一般的なケースでは、5~6歳から子どもの矯正の1期治療をスタートします。この年齢は、最初の永久歯が生えてくる時期で6歳臼歯とも呼ばれる永久歯の奥歯が生えてきたら、子どもの矯正を始める時期が来たといえます。ただし、歯や顎の発育の速度は個人差が大きいので、年齢だけで矯正の開始時期を決定することはありません。

子供の矯正「第2期」

子どもの矯正の2期治療を始める時期は、1期治療ほどシビアではありません。というのも、2期治療では顎の骨が発育する力を利用することがないからです。顎の骨の成長が途上であると、かえって矯正治療の邪魔となることから、2期治療は12歳以降に始めるのが一般的といえます。12歳くらいになると、ほとんどの子どもは永久歯が生えそろい、顎の骨の発育も終わりを迎えます。必ずしも12歳から始める必要はなく、中学生や高校生になってから2期治療をスタートするケースも多々あります。

<成人矯正>

大人の矯正治療も始める時期に迷っている方も多いでしょう。実際、成人矯正は40歳や50歳になってからでも問題なく始められますが、できるだけ早い時期に実施した方が得られるメリットも多くなります。

成人矯正を早く始めることによるメリット

成人矯正を若い頃に始めると、歯並びの不正やかみ合わせの不正によるデメリットを最小限に抑えられます。悪い歯並びには、見た目の障害やかみ合わせ障害、清掃不良による虫歯・歯周病リスクの増大といったデメリットを伴いますが、それを20代で解消するのと40代で解消するのとでは心身に与える影響にもかなり大きな違いが出てきます。そういう意味で成人矯正は思い立った時点で始めると良いといえます

<小児矯正と成人矯正のどちらを受けるべきか?>

子どもの時期に矯正を受ける選択肢がある場合は、基本的に子どもの頃から治療を受けた方が良いといえます。なぜなら、小児矯正でなければ改善できない症状、得られない治療効果があるからです。具体的には5~12歳までの期間であれば、骨格的な異常に由来する悪い歯並びも自然な形で治すことが可能です。そうしたケースを成人矯正で治療するとなると、外科手術や抜歯が必須になったり、そもそも症状を十分に改善できなかったりするため注意が必要です。

<まとめ>

今回は、矯正治療を受けるタイミングについて解説しました。子どもの矯正は治療を始めるタイミングがある程度、限定されているため、必ず専門家の意見を聞くようにしてください。矯正相談を受ける時期は早いほど良いでしょう。大人の矯正は何歳からでも始められますが、1年後に先延ばしするよりも、思い立った今日から始めた方が得られるメリットも大きくなります。そんな矯正治療について他にも疑問に思うことがあれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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