医療費控除について
- 2024年12月21日
- 当院のシステム
あざみ野すずき歯科クリニックです🦷
今回の内容は、医療費控除についてのお話です。
医療費控除という言葉は聞いたことがあるけど、なんだか難しいそうという方も多いと思います。
しかし、医療費控除の制度を知っておくと、治療費に応じて税金が減税されるのでとってもお得なのです。そこで今回は、医療費控除についてわかやすく解説ができればと思います。
医療費控除とは?
ご自身やご家族の病気や怪我などで医療費を支払った場合、確定申告を行えば一定金額の所得控除を受けることができるのが医療費控除です。
1年間で支払った医療費の総額が、生計を一緒にするご家族で年間合計10万円を超える場合または確定申告される方の合計所得の5%を超える場合、どちらか少ない額の医療費控除を受けることができます。
医療費控除の対象とは?
医療費控除の対象となる項目にはいくつか条件があります。詳しくは税務署でご確認いただければと思いますが、下に簡単な具体例をあげています。
・控除の対象になるもの
虫歯治療や歯周病治療などの保険診療
インプラント治療
セラミック治療
かみ合わせの改善を目的とした矯正治療
治療のための通院費用(公共交通機関)
など
・控除の対象にならないもの
美容目的のための歯列矯正治療
自家用車での通院に伴う駐車場代やガソリン代
歯ブラシや歯磨き粉などの物販購入費用
医療費控除で重要なこと
医療費控除で抑えておきたいポイントについてお伝えします。
・医療費に関する領収書を必ず大切に保管しておきましょう。通院にかかった公共交通機関の費用も記録しておきましょう。
・家蔵の中で一番所得の多い人が医療費を支払って、医療費控除を申請するのがお得です
・確定申告をしていない場合は、還付申告をすることで最長で5年前までさかのぼって受けることができます。
まとめ
今回は医療費控除についてなるべく簡単に説明をしてみました。今回のコラムでぜひ医療費控除という制度を知っていただきたいと思います。
国税庁のホームページからさらに詳しい情報を得ることができます。まずは、どの程度控除されるのか計算してみてください。
控除や確定申告とかって言葉を聞くとなんだか難しいそうというイメージが先行しますよね。でも、一度慣れてしまえば決して難しくないですし、現在が郵送だけでなくインターネットでの申請も可能ですので、確認されてみてください。